子育てのヒント

子どもと星空を楽しもう2021春 ~星ならび界のアイドル・北斗七星~

2021年3月19日

空気が温んだ早春の晩、北東の夜空に姿を現した北斗七星の雄大な星列は、冬眠から覚めた熊がのっそり立ち上がるようです。春が来たなぁ、と感じます。

人類の起源の頃から諸民族が、牧畜、農耕、漁猟の生活において、行事の適期や方角を、星の位置や動きから判断してきました。この目安に、位置や向きの分かりやすい北斗七星が適役でした。また北極星を探す良い目印として、北極星と北斗七星はセットで崇拝の対象までされました。現代で言えば、星ならび界のアイドルです。それゆえ多様な名前がありますが、日本の斗(ひしゃく)と似ているのはビッグディッパー(大きな匙・アメリカ)、ソースパン(フランス)など。また、「車」と見立てる地域もたくさんあります。

さて、この7つの星のならびで注目は、柄の先から2番目の星。じっくり見ていると、あれ? 2つに見える?? 実はミザールとアルコルという2つの星(肉眼二重星)です。家族で視力検査してみると面白いですよ。

北斗七星

文/浜松市天文台 鈴木 謙誌

浜松市天文台

住所:浜松市南区福島町(五島協働センター3F)
電話:053-425-9158
URL:https://www.city.hamamatsu.shizuoka.jp/s-kumin/hao/

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