子育てのヒント

音楽はじめのいっぽ♪【1】~吉田理世(まさよ)さん~

2021年4月1日

音楽はじめのいっぽ

浜松で音楽に携わる人に、ご自身の体験や子育て世代へのアドバイスについてお答えいただく「音楽はじめのいっぽ♪」シリーズ。第1回は、浜松ジュニア・ユース邦楽合奏団等で子どもたちの指導にあたる、吉田理世(まさよ)さんです。

Q1.ご自身の子どもの頃、音楽はどんな存在でしたか?

お箏、オルガン、ピアノ、歌…とにかく音楽大好きで、私にとって音楽は遊びそのものでした。小学校では、放課後に「遠州地方のわらべ歌」を皆で歌うのが楽しくて、帰宅すると、先ずオルガンの前に座って、学校で先生が弾いていた伴奏をコピーして、好きなように遊んで弾いていました。

身近に色々な楽器があり、音楽の楽しさを教えてくれる様々なおとなの存在(先生、友達、家族)が、私にとって本当に幸せなことであったと、今は心から感謝しています。更に、少年合唱隊(ジュニアクワイアの前身)では、歌うこと(合唱)の楽しさを素直に感じました。私にとって音楽は生活そのものであったと思います。

音楽はじめのいっぽ♪

Q2.音楽が子どもに与える影響はどんなことだと思いますか?

子どもは元々音に敏感で、お母さんのお腹にいるときから色んな音を聞いていると言われています。いちばんよく聞いているのはお母さんの声ですから、生まれてからもお母さんの声を聞くといちばん安心するわけですね。子どもの頃に耳にする音は、自然界の音、生活音、そして人の声、楽器が奏でる音など幅広いわけですが、その全てが子どもの心には自然に入っていくのではないでしょうか。

音楽は子どもにとって遊びそのものであったり、癒しであったり、興味を持つものであることは間違いありません。成長と共に子どもの中に色々な能力が育っていくための栄養であると私は思っています。

Q3.これから子どもに音楽体験をさせたいというパパママにアドバイスはありますか?

子育て中のパパママには、是非ご自身が音楽を楽しむことをお勧めします。日々の生活が忙しくて、ついイライラすることもありますが、そんな時は親子で一緒に歌ってみましょう。子どもには、楽器やジャンルを問わず(これが大事)、様々な音楽を体で感じる体験が大事です。わらべうた、民謡、日本音楽、西洋音楽…色々な音楽に触れさせてあげてください。一生を通して生活の中で音楽を楽しむことにつながります。

そして、子どもが興味を示したものは更に深く触れる機会を与えてあげることもお勧めです。特別なことではなく、日々の生活の中で音楽を楽しめる環境がいちばんだと思います。子ども対象の音楽イベントや体験講座も開催されていますので、先ずは参加されることをお勧めします(ぴっぴのイベント情報や、協働センターのチラシなどを参考に)。音楽を通して新しい交流が生まれるかもしれません。

吉田理世(まさよ) プロフィール

吉田理世さん

箏曲の指導・演奏活動をはじめ、邦楽の振興のためにワークショップやコンサートの企画運営・指導を行っている。2011年、次代を担う青少年のために「浜松ジュニア・ユース邦楽合奏団」を結成。
【資格・所属団体等】
NPO法人浜松生涯学習音楽協議会理事長
箏曲宮城社大師範
日本三曲協会会員
浜松市立高等学校箏曲部講師
生涯学習音楽指導員A級
真琴邦楽会主宰
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