子育てのヒント

乳がんについて知ってください

2015年10月2日

こんにちは、保健師の髙井です。不安定なお天気が続きますが、ようやく秋が来そうな予感ですね。季節の変わり目は体調も崩しやすいため、みなさん無理せずお過ごしください。

さて、今回は「乳がん」について紹介します。みなさんは「余命1ヶ月の花嫁」という映画をご存知ですか。この映画の主人公は、24歳という若さで末期の乳がんと診断されました。乳がんは若い世代でもかかりやすい病気の1つです。仕事や子育てに忙しく、自分のからだと向き合う時間は少ないと思いますが、貴女の健康が家族の元気につながります。自分で発見できる唯一のがんでもあるので、しこりを見つけるための自己チェックを行ったり、検診を受けたりするなど早期発見につとめましょう。

【乳がんってどんな病気?】

乳房の中にある乳腺に発症するがんのことで、初期のうちは自覚症状はほとんどありません。リンパ節へ転移しやすく、発見が遅れてしまうと全身に広がり、現在30~64歳女性のがんによる死亡原因のトップです。しかし、早期発見により90%の治療が見込める病気でもあります。

【早期発見のポイントは?】

1. 自己チェックをしましょう。

乳房の異変に気付くためには、日頃から乳房の状態を観察しておくことが大切です。月に1度、定期的に実行しましょう。月経が終わり1週間以内が、乳房に張りや痛みがなく最適です。

〈まずは目でチェック!〉
鏡の前に立ち、乳頭や乳房の形、大きさ、皮膚のくぼみに変化がないか見てみましょう。

  1. 両手を下ろした楽な姿勢
  2. 両手を腰にあてた姿勢
  3. 両手を頭の後ろに合わせた姿勢で、それぞれ確認しましょう。

〈しっかり触ってチェック!〉
お風呂やシャワーの時に確認してみましょう。石けんをつけると実施しやすいです。

  1. 確認したい乳房側の腕を上げ、脇を開きましょう。
  2. 反対の手で「のの字」を描くように、乳房の周りや脇の下のしこりの有無をチェックしましょう。
  3. 乳頭の周辺も軽く押さえ、分泌物がないかも確認しましょう。

乳がん検診

2. がん検診を受診しましょう。

定期的に検診を受けることで、がんを早期発見できます。2年に1回は受診するようにしましょう。

【浜松市のがん検診のお知らせ】

浜松市ではがんの早期発見・早期治療を目的として、職場などで検診を受ける機会のない方を対象に電話等によりお申込をいただいた上で、がん検診受診券を送付させていただいております。詳しくは4月号の広報はままつと一緒に全戸配布した「浜松市健康診査のお知らせ」をご覧いただくか、各区健康づくり課へお問い合わせください。

文/浜松市保健師 髙井菜央

親と家族