保育園(ここでは認可保育園)と幼稚園の違いについて、表にまとめたことをもう少し詳しく説明します。(保育園の認可と認可外の違いについては「保育園とは」を参照してください。)
1 入園条件
保育園は、保護者が仕事などのために「家庭で子どもを保育できない」ということが入園の大前提となっています。幼稚園には特にそのような規定がないということが大きな違いです。
2 対象年齢
保育園は、0歳から子どもを預けることができます。入園可能な子どもの月齢は、保育園によって違いますが、どこの保育園でもおおむね月齢2か月(お母さんの産休後)から6か月の子どもを受け入れることが可能です。幼稚園は、3歳になった次の4月から入園できるというのが一般的ですが、最近では3歳になった年度の途中からでも入園できるという幼稚園も一部あります。
3 送迎
保育園は、保護者による送り迎えが必要です。幼稚園は、私立幼稚園は送迎バスがあるところが多いようです。公立幼稚園は設置されている地域の状況により違いがありますので確認が必要です。
4 給食
昼食については、保育園はほとんど毎日が給食です。(園により、時々お弁当の日を決めているところもあります)幼稚園は、公立はお弁当が原則ですが、私立は園により様々なので園に問い合わせが必要です。
5 閉園日
保育園は原則、日曜・祝日・年末年始以外、園のお休みはありません。(園によっては、園の独自の判断により、お盆前後を希望保育としているところもあります)幼稚園は、小学校と同じように、夏休み・冬休み・春休みがあります。
6 保育料
保育園は保護者の所得税額と子どもの年齢で決まります。保育料を決めるのは市役所です。入園料はありません。(園によっては、保育料以外に、父母会費や、教材費などがかかることがあります。詳しくは「各保育園の詳細ページ」を参照してください)。幼稚園では、公立幼稚園は一律ですが、私立幼稚園の保育料は幼稚園ごとに違います。(園によっては、保育料以外に、父母会費や、教材費などがかかることがあります。)
7 申込窓口
保育園は公立私立を問わず各区役所の社会福祉課または地域自治センターが申込の窓口になります。幼稚園は各幼稚園での申込となります。
(保育園の申込みについては、例年「広報はままつ11月5日号」、幼稚園の申込みについては、例年「広報はままつ9月5日号」にお知らせが掲載されます。
もっと違いを知りたい人へ(ちょっと固い話ですが・・・)
ところで保育園と幼稚園には、どうしてこのような違いがあるのでしょうか? 実は、もともと保育園と幼稚園では根拠となる法律や目的が異なっているのです。
保育園は、児童福祉法に基づく児童福祉施設です。国の所管でいうと、厚生労働省の所管になります。保育園の目的は、児童福祉法第39条に「日々保護者の委託を受けて、保育に欠けるその乳児又は幼児を保育すること」と明記されていて、保育時間が長いので、教育というよりは家庭に代わって楽しく集団生活できる場を提供するところとされています。ですから保育園は、保護者が仕事や病気などの何らかの理由で日中家庭において乳幼児の保育ができないと認められた場合でないと、入園することができないのです。
幼稚園は、小学校・中学校・高等学校・大学などと同じく、学校教育法に基づく教育施設です。国の所管でいうと、文部科学省の所管になります。幼稚園の目的は、学校教育法第77条に「幼児を保育し、適当な環境を与えてその心身の発達を助長すること」と明記されていて、年少・年中・年長と学年単位で教育期間があり、1日4時間を標準に毎学年39週以上の教育をしています。義務教育ではないけれども小学校や中学校と同じ教育施設なので、入園は保護者が希望すればできるのです。 |